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About Us
昭和58年(1983年)創業・結成
私たちのマチにいるサフォーク種の
羊毛からの工芸作品を作り始めました。
試行錯誤を繰り返しながら、
羊毛を洗い・草木や化学染料で染色し、
セーターやニット製品、マフラーを製作・販売。
また、各種の体験メニューを用意。
今では多くの皆さまに支えられながら、
四季に応じてフェアを開催。
そんな私たちの作品づくりの工程や
私たちの活動をご紹介しております。
reco_img237 | 2009ニットフェア | 25ニットフェア |
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image | course_202006171209172104605887_11 | IMG_1339 |
工房1_edited | 毛糸 | P1000772 |
DSCN0973 | 2012ニットファッション | めん羊工芸館くるるん2 |
DSCN0957 |
毛糸ができるまで
⼿芸店などで⾒かける毛⽷⽟、
そして⽇々着ているセーターやカーディガンに使われている毛⽷など、
⽺毛は私たちの暮らしに密着した天然素材です。
元々は⽺のもふもふとした体毛だったものが、
いったいどのようにして毛⽷になるのかご存知ですか?
⼯場などでの⼤量生産とは違い、
⼿間隙かけたやさしい毛⽷は空気を多く含むため
ふわふわとやわらかであたたかく、
毛にわずかに残る脂には天然の防⽔効果もあります。
ここでは「めん⽺⼯芸館くるるん」で体験できる、
⼿つむぎの毛⽷の作り⽅と、その活用法をご紹介します。
洗い
毛刈りが終わったあとの⽺毛には、
脂や汚れがたっぷり。
⼀晩漬け置きした⽺毛
(お⽔はまっ茶⾊に染まります︕)を、
ウール用の洗剤を使い
ぬるま湯で数回洗い流します。
洗濯機を使うと
⽺毛が固まってしまうため、
重労働でも⼿作業で。
その甲斐あってか、
洗い上がりの⽺毛の美しさを⾒ると、
とても⼤きな達成感に包まれます。
解⽑
⽺の⽇々の暮らしの中で
くるんとまとまってしまった⽺毛を、
⼿でほどいていく作業を
解毛と呼びます。
毛先を引っ張りながらほどいていくと、
毛に絡まってしまった草や
ゴミなども取り除くことができます。
一見地味なのですが、
「実は好きなんだよね」
という⽅が多い作業です。
どうやら癒しの効果があるよう。
カードかけ
解毛でほどけた⽺毛を
機械で均⼀にならし、
ふんわりと空気を
含ませる⼯程を
カードかけといいます。
別々の⾊に染めた⽺毛を
混ぜるのにも使います。
フェルト
カードをかけた⽺毛は、
フェルティングニードルと呼ばれる、
針で⽺毛を刺し固めていく技法や、
せっけん⽔をかけてこすり
固めていく⽅法に使うことができます。
⼠別産サフォークの⽺毛は
シャリシャリとした質感のおかげで
まとまりやすく、
フェルティングニードルにぴったりです。
手つむぎ
⽺毛にカードをかけたら、
次はいよいよいと⽷つむぎです。
最初はとにかく切らずに
つなげていくことを⽬標に︕
ぽこぽこと太さが
不揃いになってしまう⽷も、
最初だからこその味があり、
帽⼦を編んだりすると
とてもかわいく仕上がります。
編み
出来上がった毛⽷はマフラー、
帽⼦、靴下などの⼩物から
セーターやベストまで、
あなたのお好み次第のぬくぬく
アイテムに仕上げることができます。
(作り⽅も「くるるん」でお教えします。)
⼿洗い、⼿つむぎの毛⽷は
かすかに脂が残っているので、
編んでいるうちに⼿あれがよくなることも。
もちろん天然防⽔の効果もあります。
織り
出来上がった毛⽷のもうひとつの活用法は、
⼿織りです。
コースターなどの⼩物から
⼤判のストールまで、
編みに比べボリュームが出にくい分、
季節を問わず
使いやすいアイテムに仕上がります。
お時間のない⽅は、
事前にこちらで縦⽷をかけておくことで
1⽇で仕上げることも可能ですので、
お気軽にお問い合わせください。
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