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About Us

昭和58年(1983年)創業・結成

私たちのマチにいるサフォーク種の
羊毛からの工芸作品を作り始めました。

試行錯誤を繰り返しながら、
羊毛を洗い・草木や化学染料で染色し、

セーターやニット製品、マフラーを製作・販売。

また、各種の体験メニューを用意。

今では多くの皆さまに支えられながら、

四季に応じてフェアを開催。

そんな私たちの作品づくりの工程や

​私たちの活動をご紹介しております。

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毛糸ができるまで

⼿芸店などで⾒かける毛⽷⽟、
そして⽇々着ているセーターやカーディガンに使われている毛⽷など、
⽺毛は私たちの暮らしに密着した天然素材です。

元々は⽺のもふもふとした体毛だったものが、
いったいどのようにして毛⽷になるのかご存知ですか?

 
⼯場などでの⼤量生産とは違い、
⼿間隙かけたやさしい毛⽷は空気を多く含むため
ふわふわとやわらかであたたかく、
毛にわずかに残る脂には天然の防⽔効果もあります。

 
ここでは「めん⽺⼯芸館くるるん」で体験できる、
⼿つむぎの毛⽷の作り⽅と、その活用法をご紹介します。

洗い
毛刈りが終わったあとの⽺毛には、

脂や汚れがたっぷり。

⼀晩漬け置きした⽺毛

(お⽔はまっ茶⾊に染まります︕)を、

ウール用の洗剤を使い

ぬるま湯で数回洗い流します。

洗濯機を使うと

⽺毛が固まってしまうため、

重労働でも⼿作業で。

その甲斐あってか、

洗い上がりの⽺毛の美しさを⾒ると、
とても⼤きな達成感に包まれます。


⽺の⽇々の暮らしの中で

くるんとまとまってしまった⽺毛を、

⼿でほどいていく作業を

解毛と呼びます。

毛先を引っ張りながらほどいていくと、
毛に絡まってしまった草や

ゴミなども取り除くことができます。
 

一見地味なのですが、

「実は好きなんだよね」

という⽅が多い作業です。

どうやら癒しの効果があるよう。

カードかけ

解毛でほどけた⽺毛を

機械で均⼀にならし、

ふんわりと空気を

含ませる⼯程を

カードかけといいます。

別々の⾊に染めた⽺毛を

混ぜるのにも使います。

フェルト
カードをかけた⽺毛は、

フェルティングニードルと呼ばれる、

針で⽺毛を刺し固めていく技法や、

せっけん⽔をかけてこすり

固めていく⽅法に使うことができます。

⼠別産サフォークの⽺毛は

シャリシャリとした質感のおかげで

まとまりやすく、

フェルティングニードルにぴったりです。

手つむぎ
⽺毛にカードをかけたら、

次はいよいよいと⽷つむぎです。

最初はとにかく切らずに

つなげていくことを⽬標に︕
ぽこぽこと太さが

不揃いになってしまう⽷も、
 

最初だからこその味があり、
帽⼦を編んだりすると

とてもかわいく仕上がります。

編み
出来上がった毛⽷はマフラー、

帽⼦、靴下などの⼩物から
セーターやベストまで、

あなたのお好み次第のぬくぬく
アイテムに仕上げることができます。
(作り⽅も「くるるん」でお教えします。)


⼿洗い、⼿つむぎの毛⽷は

かすかに脂が残っているので、
編んでいるうちに⼿あれがよくなることも。


もちろん天然防⽔の効果もあります。

織り

出来上がった毛⽷のもうひとつの活用法は、

⼿織りです。
コースターなどの⼩物から

⼤判のストールまで、
編みに比べボリュームが出にくい分、
季節を問わず

使いやすいアイテムに仕上がります。


お時間のない⽅は、

事前にこちらで縦⽷をかけておくことで
1⽇で仕上げることも可能ですので、

お気軽にお問い合わせください。

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私たちの四季

​「毛刈り」 と 「草木染め」

​春

「毛洗い」と「染色」

​秋

​羊毛に包まれて

作品制作

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